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  • 何度でも帰りたくなる「旅行人山荘」

    霧島温泉にある「旅行人山荘」は、私が一年に2回は訪れるお気に入りの温泉宿です。

    温泉が発見されたのは1819年、旅館としての創業は大正6年(1917年)。長い歴史を持つ老舗旅館で、歌人・与謝野晶子、与謝野鉄幹夫妻も宿泊したことで知られています。歴史ある宿でありながら、どこか肩の力を抜いて過ごせる、落ち着いた雰囲気が魅力です。

    旅行人山荘といえば、無料で利用できる貸切露天風呂が人気です。森に囲まれた露天風呂は開放感があり、静かな自然の中でゆっくりと温泉を楽しめます。また、高台に建つ宿ならではの眺望も素晴らしく、天気が良い日には桜島まで見渡すことができます。四季折々に表情を変える景色を眺めながら入る温泉は格別で、何度訪れても飽きることがありません。

    歴史を感じる建物ですが、館内はいつもきれいに手入れされていて、とても快適に過ごせます。宿泊はもちろん、日帰り温泉でも気軽に利用できるので、温泉だけを楽しみに訪れるのもおすすめです。

    私が特に好きなのは、洋室にリフォームされた客室です。明るく落ち着いた雰囲気で過ごしやすく、予約をするときはできるだけその部屋を選ぶようにしています。何度も訪れているからこそ、自分なりのお気に入りができるのも、この宿の楽しみのひとつです。

    最近は宿泊料金が少しずつ上がっているのが少し残念ではありますが、それでも「また泊まりたい」と思わせてくれる魅力があります。ひとつだけ欲を言えば、大食いの私には夕食の量が少し物足りなく感じることもあります(笑)。それでも、温泉の心地よさや景色の美しさ、宿全体の雰囲気を考えると、その満足感は十分に上回ります。私にとって旅行人山荘は、何度訪れても心も体も癒やされる、特別な温泉宿です。

  • 神秘的な「秋元神社」

    数年前から、宮崎県高千穂町の山奥にある秋元神社へ通っています。

    現在の地へ遷座したのは1683年と伝えられ、豊かな自然に囲まれた静かな神社です。拝殿が鬼門(北東)を向いている珍しい造りでも知られ、古くから特別な力が宿る場所として、多くの参拝者が訪れています。観光地のような賑やかさはなく、山深い場所ならではの神秘的な空気が漂い、一歩足を踏み入れるだけで心が落ち着いていくような感覚になります。

    現在は大雨の影響で車で神社の近くまで行くことができず、途中から山道を歩いて参拝します。木々に囲まれた静かな道を歩き、鳥のさえずりや風に揺れる葉の音を聞きながら進む時間も、この神社ならではの魅力のひとつです。少し時間はかかりますが、その道のりも含めて特別な参拝だと感じています。

    境内には澄んだ御神水が湧いており、参拝後にいただく湧き水は格別のおいしさです。冷たく透き通った水を飲むたびに心まで洗われるような気持ちになり、自然の恵みを改めて感じます。

    そして不思議なことに、私が秋元神社を訪れる日は、なぜかいつも雨上がりです。参拝する頃には雨が止み、木々の葉には水滴が輝き、空気はいつも以上に澄み切っています。しっとりと濡れた森の香りや、雨上がりならではの幻想的な景色が広がり、その神秘的な雰囲気に毎回心を奪われます。偶然かもしれませんが、そのたびに「また呼ばれたのかな」と思ってしまうほど、不思議なご縁を感じています。

    私にとって秋元神社は、ただの観光地ではなく、人や自然とのつながりを感じられる特別な場所です。季節ごとに違った表情を見せてくれる景色や、静かな時間、そして何度訪れても変わらない心地よさに魅了されています。これからも四季折々の風景を楽しみながら、何度でも足を運びたいと思っています。

  • 懐かしさと絶景を満喫した千葉の旅

    千葉県を訪れた際、まず立ち寄ったのが廃校になった小学校をリノベーションした全国でも珍しい道の駅「保田小学校」です。校舎の外観はもちろん、教室や廊下、黒板など学校だった頃の面影がそのまま残されていて、建物に入った瞬間、子どもの頃に戻ったような懐かしい気持ちになりました。木造校舎ならではの温かみも感じられ、館内を歩いているだけでも十分楽しめるスポットです。

    館内には地元で採れた新鮮な野菜や特産品、お土産が数多く並び、見て回るだけでもワクワクします。食堂では給食をイメージしたメニューが提供されていて、大人も子どもも楽しめる工夫がされていました。平日にもかかわらず多くの観光客で賑わっており、その人気ぶりにも納得です。地域の魅力を発信する場所として、多くの人に親しまれていることが伝わってきました。

    その後は鋸山ロープウェーに乗って山頂へ向かいました。ロープウェーから見える景色は想像以上に美しく、少しずつ高度が上がるにつれて東京湾や房総半島の景色が広がっていきます。当日は天候にも恵まれ、青い空と海のコントラストがとても印象的でした。山頂から眺める景色は開放感があり、時間を忘れて眺めていたくなるほどでした。

    さらに山頂から歩いて向かったのが、有名な「地獄のぞき」です。岩が崖の先まで突き出した場所に立つと、高さをダイレクトに感じて思わず足がすくみました。それでも勇気を出して先端まで進むと、目の前には息をのむような絶景が広がり、その迫力に圧倒されました。写真では伝わらないスケール感があり、思わず何枚も写真を撮ってしまうほど感動しました。

    懐かしさを感じる道の駅と、鋸山ならではの雄大な自然や絶景を一度に楽しめた今回の旅は、とても思い出深いものになりました。千葉にはまだまだ魅力的な場所がたくさんあると感じ、また季節を変えて訪れてみたいと思える素敵な一日でした。

  • 念願の「成田山新勝寺」へ

    小学生から中学生まで書道を続け、六段を取得しました。当時は成田山全国競書大会にも作品を出品し、入選したことがあり、その頃から成田山新勝寺は私にとって特別な存在でした。大会の名前を聞くたびに「いつか実際に行ってみたい」と思っていた、憧れの場所でもあります。

    成田山新勝寺は940年に開山した、千年以上の歴史を持つ由緒ある寺院です。全国から多くの参拝者が訪れる名刹として知られ、広い境内には歴史ある建物が点在し、歩いているだけでも厳かで落ち着いた雰囲気を感じることができます。立派な大本堂や美しく手入れされた境内を目の前にすると、その長い歴史の重みを肌で感じ、自然と背筋が伸びるような気持ちになりました。

    実は私は千葉県に4年間住んでいたことがあります。しかし、「近いからいつでも行ける」と思っているうちに機会を逃し、結局一度も訪れることはありませんでした。だからこそ今回、ようやく念願だった成田山新勝寺を参拝することができ、とても感慨深い気持ちになりました。子どもの頃に憧れていた場所へ、大人になってから実際に足を運べたことが本当にうれしく、長年の思いがようやく叶ったような気がしました。

    参拝後は門前町をゆっくり散策しました。歴史ある街並みには昔ながらのお店が並び、歩いているだけでも旅情を感じます。名物のうなぎもいただきましたが、香ばしく焼き上げられた味わいは格別で、参拝後の楽しみとしても大満足でした。

    書道を続けていた頃の思い出と重なり、今回の参拝は単なる観光ではなく、自分自身の原点を振り返るような特別な時間になりました。子どもの頃から憧れていた場所を訪れることができた喜びは忘れられません。成田山新勝寺は、私にとってこれからも大切にしたい思い出の場所であり、またいつかゆっくりと訪れたいと思っています。

  • 憧れの「ホテル一井」に宿泊

    ずっと泊まってみたいと思っていた草津温泉の「ホテル一井」に、今回ついに宿泊することができました。お部屋は湯畑を一望できる客室で、窓から立ちのぼる湯けむりを眺めているだけでも贅沢な気分になります。昼間は湯畑の活気ある景色を楽しめ、夜になるとライトアップされた幻想的な風景へと変わり、時間ごとに違った表情を見せてくれました。部屋から何度も景色を眺めてしまうほど、特別な時間を過ごすことができました。

    夕食は、すき焼きとステーキの両方を味わえる贅沢なコース料理でした。どちらもお肉がやわらかく、とてもおいしくて大満足。温泉でゆっくり体を温めたあとにいただく食事は格別で、旅の疲れもすっかり癒やされました。おいしい料理と名湯を満喫し、心も体も満たされる幸せなひとときでした。

    翌朝の朝食会場は最上階にあり、大きな窓から草津の街並みや山々を眺めながら食事を楽しむことができました。開放感のある景色とともにいただく朝食はとても気持ちがよく、一日の始まりにぴったりの時間でした。朝からゆったりとした気分で過ごせたのも印象に残っています。

    翌日は、草津名物の湯もみショーを見学しました。今回で二度目の観覧でしたが、建物が新しくなっていて、以前とはまた違った雰囲気を楽しめました。迫力ある湯もみの実演や軽快な掛け声は何度見ても楽しく、会場全体が笑顔に包まれていました。

    帰り際には、湯もみガールズのアルバイト募集を見つけて思わずびっくり。観光で何気なく見ている湯もみショーも、多くの人に支えられていることを知り、新しい発見にもなりました。

    そして群馬県といえば、やはり「だるま」。旅の記念に縁起物のだるまを購入し、自宅へ持ち帰りました。旅先でその土地ならではのお土産を選ぶのも、旅行の楽しみのひとつです。

    草津温泉は何度訪れても新しい魅力に出会える場所です。温泉や景色、おいしい料理、そして温かい雰囲気に癒やされ、今回も思い出に残る旅になりました。また季節を変えて、ゆっくり訪れたいと思います。

  • 人気の「道の駅 川場田園プラザ」へ

    群馬県にある「道の駅 川場田園プラザ」を訪れました。全国でも人気の高い道の駅として知られ、テレビや旅行雑誌でもよく紹介されているため、一度は行ってみたいと思っていた場所です。広々とした敷地には飲食店や農産物直売所、お土産店などが並び、一日中楽しめる道の駅として多くの観光客に親しまれています。

    今回のお目当ては、評判のおそば屋さんでした。しかし、運悪くこの日は定休日とのことで、お店の前まで行ったものの食べることができませんでした。他のお店は営業していただけに、とても残念な気持ちになりました。さらに天気もあいにくの雨で、広い園内をゆっくり散策することもできず、少し心残りのある訪問となりました。

    それでも館内には地元ならではの魅力がたくさんありました。群馬名産のこんにゃくや人気の飲むヨーグルトを購入し、お土産選びを楽しみました。新鮮な農産物や加工品も数多く並んでいて、地域の魅力がぎゅっと詰まった道の駅だと感じました。見て回るだけでも十分楽しめる場所で、人気がある理由にも納得です。

    帰る前に案内所のスタッフの方へ「近くでおすすめのお店はありますか?」と尋ねると、車で5分ほどの場所にある焼きまんじゅうのお店を教えてくださいました。せっかくなので立ち寄ってみると、焼きたての香ばしい香りが食欲をそそります。ふんわりとした生地に甘じょっぱい味噌だれがたっぷり塗られ、群馬ならではの味を楽しむことができました。地元の方に教えていただいたお店だったこともあり、とても満足できる一品でした。

    今回はお目当てのおそばを味わうことはできませんでしたが、その代わりに地元の方の温かさや新しい名物との出会いがあり、思い出に残る旅になりました。次回は晴れた日に再訪し、広い園内をゆっくり散策しながら、今度こそ人気のおそばも味わってみたいと思います。

  • 初夏の日光東照宮へ

    5月某日、栃木県にある日光東照宮へ行ってきました。新緑が美しく、爽やかな気候の中を散策できることを楽しみにしていたのですが、当日は気温30度を超える真夏のような暑さ。日光といえば避暑地というイメージが強かっただけに、まさかここまで暑くなるとは思わず、とても驚きました。歩いているだけで汗が流れ、こまめな水分補給が欠かせない一日となりました。

    日光東照宮は、江戸幕府を開いた徳川家康公を祀る神社で、1617年に創建された歴史ある世界遺産です。豪華絢爛な社殿や色鮮やかな装飾、職人の技が光る精巧な彫刻など、見どころが数多くあります。なかでも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や「眠り猫」は有名で、実際に目の前で見ると細かな彫刻の美しさに思わず見入ってしまいました。何百年もの時を経ても色鮮やかさを保つ建物からは、歴史の重みと文化の素晴らしさを感じることができました。

    境内には社会科見学で訪れた小学生の団体がたくさんいて、とても賑やかな雰囲気でした。三猿の前では順番に記念撮影をする子どもたちの列ができ、先生の説明に耳を傾ける姿も見られました。歴史ある建造物を楽しそうに見学している様子を見ていると、自分も学生時代の修学旅行を思い出し、どこか懐かしい気持ちになりました。

    広い境内を歩き回ってすっかり疲れた頃、立ち寄ったのが上島珈琲店です。冷たいアイスコーヒーをひと口飲むと、火照った体にすっと染みわたり、そのおいしさに思わずほっと一息つきました。暑い中を歩いたあとだったこともあり、いつも以上においしく感じられ、旅の良い思い出のひとつになりました。

    5月だからと油断していましたが、近年は初夏でも真夏日になることがあります。これから日光東照宮を訪れる方は、帽子や日傘、水分補給など暑さ対策をしっかり準備しておくと安心です。歴史ある美しい建造物と自然が調和した日光東照宮は、季節を問わず何度でも訪れたくなる魅力あふれる場所でした。

     

  • 初めての「スペーシアX」で行く鬼怒川温泉

    浅草から話題の新型特急「スペーシアX」に乗って、鬼怒川温泉へ行ってきました。2023年にデビューした新しい特急ということもあり、乗車前からとても楽しみにしていました。人気のプレミアムシートはすでに満席だったため、今回はスタンダードシートを利用しましたが、車内は快適で、あっという間の列車旅でした。

    鬼怒川温泉は、江戸時代に発見された歴史ある温泉地で、かつては多くの観光客で賑わった関東有数の温泉街です。

    到着後はロープウェイに乗って山頂へ。標高差約300メートルを数分で登ると、鬼怒川温泉街や山々を一望できる景色が広がり、とても気持ちのいい時間を過ごせました。山頂には「おさるの山」があり、餌やり体験もできますが、柵の中で暮らす姿を見ていると、少し複雑な気持ちになったのも正直な感想です。

    一方で、温泉街を歩いてみると、閉業した旅館やシャッターの下りたお店も多く見られ、以前の賑わいを知っている方なら少し寂しく感じるかもしれません。それでも、温泉街ならではの落ち着いた雰囲気や自然の景色には癒やされました。

    話題のスペーシアXに乗れたことも含め、思い出に残る鬼怒川温泉の旅になりました。

  • 佐渡島で感じた歴史と自然

    新潟県の沖にある佐渡島を訪れました。金山の歴史や独特の文化が残る島で、以前から一度は行ってみたいと思っていた場所です。

    まず訪れたのは「佐渡金山」。江戸時代から続く日本最大級の金銀山で、坑道の中は想像以上にひんやりと寒く、入口で上着を着るように案内されたのも納得でした。実際に中へ入ると、当時の採掘の様子が再現されており、長い歴史と人々の営みを感じることができました。

    その後は、佐渡の象徴ともいえるトキの森へ。現在は保護活動によって大切に飼育されており、白く美しい姿を間近で見ることができました。かつては日本各地で見られたという話を思うと、特別な存在であることを実感します。

    さらに、佐渡ならではの体験としてたらい舟にも乗船。小さな木桶の舟でゆっくりと進む時間はどこかのんびりしていて、海の透明度の高さも印象的でした。

    歴史・自然・文化が一つの島に凝縮されていて、短い滞在でもとても濃い時間を過ごすことができました。佐渡島の奥深さを改めて感じる旅になりました。

  • 大正ロマンあふれる銀山温泉へ

    山形県の銀山温泉を訪れ、念願だった古勢起屋別館に宿泊しました。

    銀山温泉は、かつて銀の採掘で栄えた歴史を持つ温泉街で、大正ロマンを感じる木造旅館が川沿いに立ち並ぶ風景は、まるで昔にタイムスリップしたような雰囲気です。夜になるとガス灯が灯り、温泉街全体が幻想的な空間に包まれます。

    宿泊した古勢起屋別館では、源泉かけ流しの温泉を満喫…と思ったのですが、想像以上の高温!熱すぎて最初はなかなか入ることができず、しばらく足だけ浸かって慣らしてから、ようやく肩まで入ることができました(笑)。源泉そのままならではの温泉の力強さを実感した瞬間でした。

    そして何より感動したのが料理です。これまで宿泊した旅館の中でも、一番と言っていいほどおいしく、一品一品が丁寧に作られていて、地元の旬の食材を存分に味わうことができました。「またあの料理を食べに泊まりたい」と思えるほど、今でも印象に残っています。

    温泉街をのんびり散策しながら、風情ある街並みやガス灯の景色も満喫。景色、温泉、そして最高の料理に癒やされた、忘れられない山形の旅となりました。